

ペインター松田水緒さん主宰「オートリバースブックス」により刊行されたこちらの写真集は、美大に遅刻をくり返しながら撮りためた今は存在しない場所たちと、そこに存在した自分たちの姿。
電車に灰皿がついていたり、ホテルがバブリーだったり。フィルムの質感も含めてどこか懐かしい感覚が蘇ってくる、だけどノスタルジーに終始しない何か特別な感情は、実際に手にとって感じてみてください。
装丁がセプテンバーカウボーイの吉岡秀典さんというのもポイント。
※こちらはあえてトンボでカットせず余白を多めにとってある仕様のワイド版です